普段は電気窯で焼いていますが、たまに薪窯で焼く機会があります。
電気窯の場合は温度と時間を設定できるので大体プログラム通りに昇温していきますが、薪窯の場合は当然、手で薪を投げ入れます。
最初はゆっくりじっくり。
窯が熱を蓄えてくると、投入する薪の量や頻度は増してきます。
やがて炎は煙突に流れ、それにともない温度も上昇していきます。
煙突から吹き出す炎をながめながら、火勢が落ちてきたら薪をくべ、また煙突をながめます。
これを繰り返して、長い時間をかけて焼いていきます。
今回僕たちは約三日かけて焚きましたが、中には一週間~10日ほど焚く作家さんもいるそうで、とても真似できません。
そして、来週からこの窯で一緒に焼いた皆さんとグループ展をやります。
僕自身はまだ展示作品を選びかねていますが、ご興味ありましたら是非、お越しください。
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「最初で最後の町田窯作品展」
いの町の故町田祐一さんの陶芸窯を、生前にお世話になった陶芸家数名が焚き、その窯で焼いた作品や写真などを展示し、一部販売をします。
[開催日時]
3月15日(火)〜3月26日(土)11時〜16時
※日曜日と月曜日は休み
[参加作家]
西田宣生
村尾一哉
森田浩路
久川創
[場所]
〒780-1154
もりたうつわ製作所
高知県土佐市新居1945-8
[問い合わせ]
TEL/FAX 088-855-3792